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読書好きおじさんの小説紹介的雑文集

★★★★★

『雪沼とその周辺』堀江敏幸

★★★★★ とても良かった。堀江敏幸さんの短編集、『雪沼とその周辺』。川端賞、谷崎賞受賞作。 この小説には7つの短編が収められている。それぞれ独立した話だけども、タイトルからもわかる通り、全ての短編の舞台が「雪沼」という地とその周辺で、登場人物だ…

『ミステリアスセッティング』阿部和重

★★★★★ 以前に、阿部和重さんと伊坂幸太郎さんの共作『キャプテンサンダーボルト』を読んで、かなり面白かったとブログに書いた。 その時点では、阿部和重さんの小説は読んだことがなかったので、早速本屋でデビュー作の『アメリカの夜』を見つけて購入し、読…

『オーデュボンの祈り』伊坂幸太郎

★★★★★(★について - NOVELIFE) 熱量がすごい。デビュー作には作家さんの全てがある、と言われるけど、まさにという感じだった。伊坂幸太郎さんの、書きたいという欲がぐわぐわと押し寄せてくるような感じ。 だからと言うわけではないけど、これから伊坂さんの…

『キャプテンサンダーボルト』阿部和重&伊坂幸太郎

★★★★★(★について - NOVELIFE) 寝なきゃいけないのに。仕事で睡眠時間がかなり削られているっていうのに。なんなんだ。この小説は。全然寝させてくれないじゃないか。などと、考える隙もなく読むのに夢中になった。さすがに仕事に影響が出てはいけないので、…

『最後の息子』吉田修一

★★★★★ (★について - NOVELIFE) 若いって、いいね。なんて思ってしまうのは、やはり歳をとったからなのかな。笑 吉田修一さんの、『最後の息子』という短編集を読んだ。「最後の息子」「破片」「Water」の3編が収録されているんだけど、その中の「Water」のキ…